交換留学時代の記憶@アメリカ

2018年1月から11月までイリノイ州にて交換留学をしていました。当時を振り返りながら、アメリカについて紹介します。

2:到着、そして凍死寸前

こんにちは!前回の記事では自身の紹介とブログの紹介をさせて頂きました。さて、今回は到着して初日に起きた『珍事』について紹介させて頂きます。

 

<寒い部屋>

日本を1月1日の午前10時30分頃出発。13時間以上の長旅を経て、無事Knox Collegeに到着。現地は1月1日の確か17時頃でした。早く部屋で寝たい、しかしオリエンテーションで買い物や食事に行き、結局部屋に帰ったのは夜中の10時過ぎでした。

 

その日は大変冷え込んでいて、気温は−20℃を下回っていました。部屋に戻り、まず初めにしたことは暖房探しです。外気温とほとんど変わらない部屋でしたので、暖房無しでは当然寝れません。

 

暖房を探す事15分、全く見つかりません。おかしい。さらには水も冷たい水しか出ない。携帯も繋がらない。Wi-Fiは繋がったが、いつでも連絡してと言っていた案内人は全くメッセンジャーを見ない。誰にも相談出来ない。生徒は次の日に戻ってくる。

 

           終わった。

 

長旅の疲れで意識が朦朧としている中、とりあえず仮眠を取ることを決意。靴を履いたまま、分厚いダウンジャケットを着たまま、ソファーで寝ました。15分後。

 

         足の感覚、ご臨終。

 

そこで悟りました。

 

            寝たら死ぬ。

 

しかし奇跡的に、流しっぱなしにしていたシャワーの水が暖かくなる事を発見!浴びた後凍え死ぬ未来が見えましたが、とりあえずシャワーに入る事に。そして出ると、、、

 

   ビーーーッッッッ!!!ビーッッッッ!!!

 

火災報知器が作動。シャワーから上がり部屋との温度差で死にかけている僕に追い打ちがかかりました。焦って廊下に出ると、僕だけだと思っていた寮内には僕以外の学生が一人だけいました。彼は『外に出ろ!』と言うので外気温−20℃を下回る中、焦って訳も分からないまま、裸足にクロックス、パジャマ一枚の軽装で外へ飛び出します。

 

〜約10分後〜

立派な消防車が到着。寒すぎて何が起きてるのかさっぱり分からない。この時点で僕の頭はもう働いていません。(笑)

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そして消防士が到着。彼らは言いました。

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『シャワーの湯気で火災報知器が作動したみたいだ。君の部屋か?恐ろしく寒いな、危ないから今日は別の部屋で寝なさい。』

 

訳がわかりません。風呂場の近くの火災報知器を設置しておいて、なんで蒸気だけで作動するのか?笑う事しか出来ませんでした。到着する日を指定しているのだから暖房くらい直して欲しかった。。。結局その日は別の部屋で寝て、一命を取り留めました。

 

その後>

次の日に暖房の工事が始まり、今は直っています!しかし問題は、定期的に外に出される事。この学校は本当に火災報知器が良く作動します。別の寮では、2時間近く鳴りっぱなしで、昨晩は寝れなかったとか言ってる学生がいっぱいいました。この大学では良くある事みたいです。どうにかして欲しいですね。

 

以上が初日に経験した珍事件になります。(笑)次回以降は真面目に学校紹介などをしようと思いますので、よろしくお願いしますm( )m